4月20日からピアファームに来られた新しい利用者さんです。農業経験者で覚えも早く、要領も良いので、2日目にして早くも梨枝の誘引に挑戦です。
最近では他のA型事業所から農業を志して来られる方や、引きこもりからの社会復帰のきっかけとして利用されている方もおり、ますます農福連携の重要性は増すばかりです。
ちなみに、一緒に教えているのは4月から新しく入った方で、県外からの新規就農者です。北潟に住まいを借り、他の新規就農者の方々とシェアハウスをしながら頑張っています。数年前では考えられなかったことが、身近な事例としてあることに驚きを感じます。
このように、農福連携の形や意味にもたくさんの種類があります。農業を担う働き手を求めることもあれば、社会復帰の一環や高齢者の生きがいづくりとしての面もあります。そして、農福連携が進めば、必ず商業との繋がりも顔を出します。この3点が連携し、循環していけば、地域農業の振興や、地域の活性化につながっていきます。これは今までの仕組みに対して、新しい考え方を取り入れ、新しい価値を生み出していく一種のイノベーションにも成り得ます。そして何より明るく楽しいのではないでしょうか。
最近の春の陽気に誘われて、こんなことに思い巡らせています。